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500年の歴史をたずねて-私の研究と首長族-

首長族とは

首長族=Long Neck people (カレン族)は Miyannmar との国境近く山岳少数民族であり、辺地には危険が多いと云はれ、古来彼らが住む Miyannmar (旧ビルマ)との国境付近 (ゴールデン・トライアングル)には犯罪者や無国籍な人も多く住み、犯罪や麻薬に関する事件の多発地帯であり危険だと云うマイナーな声を多く聞かれる地域だ。

過日 Chiang mai 北部のメーホーソン県に住む首長族 (カレン族) を訪れた西欧(ベルギー)の整形外科医は当地に6ヶ月間ほど滞在し、38歳になる首長族の女性の協力を得てレントゲン写真を撮り、骨格についてその影響を次のように述べている。

「実際には首は伸びておらず、真鍮のリングの上圧が顎を引き上げ、下圧が鎖骨の位置を押し下げていることにより首を長く見せトリックだとている」という。
その調査方法は、真鍮のコイルを首に巻いた女性の頸椎と胸部、真鍮のコイルを装具していない女性の頸椎と胸部をレントゲン写真で比較し何れも紛しい物として記述している。 

考察

Chiang mai北部のメーホーソン県にある山岳少数民族の中でKreng(カレン)族の女性のみが真鍮のコイルを首に巻くことを習慣としており (男性は巻かない)、その技法や習慣の齎す影響が頸椎(第一ならびに第二頸椎に及ぼす影響・他の骨格)の歪みに及ばす影響についての文献や考察等の資料は他を探しても見当らない。

また過去に研究者等(医師および科学者)によって診られた首長族への価値感や考察は極めて通俗的な域にとどまり、一般的であり首長に対し通俗的であり人間動物園的な価値観に等しい。
その発生の歴史や習慣等えの考察を深めることを要すると思量するに至った。

私が首長族に求める目的は、1・歴史(必然性)
  • ★真鍮のコイルを首に巻くことによる健康への影響
  • ★価値観などを含め20項目からなる情報の収集だった。
  • ★に相違していると確信するに至り、Miyannmar(旧ビルマ)との国境付近に住む首長族訪問の継続することにした。

首長族500余年の伝統(真鍮を首に巻く)に潜在する魅力は、単なる容姿的な目的だけであるなら時代の変化に伴い淘汰され消滅し、今日に存在しないのではなかろうかと思量した。

500余年の時を経て、尚現代に存在するには彼等にとって必要不可決な価値が存在するからであり、その良き潜在性が必ず存在しなければならない、それが私の求めるものである。